平成25年、新年あけましておめでとうございます。3年前の1月に前に所属していた政党を離党し、翌2月に無所属で3度目の当選をさせていただき、まもなく3年が経過します。
昨年1年間は選挙時に公約で掲げていた「待機児童ゼロのまち」に向けて積極的に行動をした1年でした。詳しくは裏面に記載をしております。ぜひご覧ください。
信念を貫き通し離党をしてまで改革を進めた市民病院は順調にその成果が出ています。改革開始から約15億8千万円減らした赤字も引き続きなくしていき、医師や看護師等のスタッフを充実させ、安心して通える病院を構築すると同時に、安心してガン治療ができる病院を作りあげるために市民病院では行うことができない放射線治療の方策を提案し、更にいい病院にすべく行動してまいります。
また、生まれ育ったこのまちを活性化するべく、様々な提案をしてまいりました。一度J2へと昇格したFC町田ゼルビアですが、現在は再度JFLからJリーグ昇格への挑戦となっています。また、フットサルもペスカドーラというチームが町田をホームに活躍しています。スポーツや文化、飲食なども含めて、引き続きこのまちの活性化のために支援をしていきます。
最後に、本年は所属する社団法人町田青年会議所の理事長としても、このまちをよりよくする運動を展開していきます。こちらについては、町田青年会議所のウェブサイトをぜひご覧ください。
3期目の市議会議員として最後の1年、皆様方の引き続きのご指導、ご鞭撻をよろしくお願い致します。
この3年で予算を10億増額し、定員を500人増やしましたがそれでも去年の4月1日時点で293人の待機児童がいます。この待機児童解消に向け、議会の場で質問をしてまいりました。認可保育所は新築の場合、1園当たり2億5,000万円整備費が必要です。運営経費は100人定員と仮定すると、1園当たり約1億5,880万円が必要になります。更に増やすとなるとその財源の確保が必要となります。
そこで格差の是正をすると同時に、サービスに見合った負担にすることで財源を確保し、更に保育サービスを充実させれば、よりよい保育サービスを提供できると考えました。ではサービスにどの程度の格差があるのでしょうか。0~2歳の認可保育所は平均1万8,294円、認証保育所が平均4万4,666円、家庭的保育者が2万7,000円。倍以上、約3倍弱の差があることが明らかになりました。
実際、保育サービスについての市民アンケートでも「この格差を解消したほうがいい」と約7割以上の人が回答しています。
また、サービスを充実させるためにも、7割が認可保育所は何らかの保育料の値上げが望ましいと考えているとのことでした。
これを議会の場で提示し、格差の解消と財源の確保によって、更に保育サービスを充実させるべきであることを提案すると「今後は2014年度までに認可保育所6園、家庭的保育者6名、ほか認定こども園の新設や既存園の建てかえなどで、定員を合計850人以上増やしていく」との回答を得ることができました。
これからも引き続き、様々なライフスタイルに合わせたサービスを提供できるように、そして、1人でもこのまちの待機児童が減るように、議会の場で提案をしてまいります。
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